あ/む/ね/

Ⅰ

シン
「どこに行くんだよ？」

主人公
「え･･･？」

トーマ
「お前の家(ウチ)、ここだろ？」

主人公
「ここ？」

シン
「いい加減ボケ過ぎ」

トーマ
「お前、一人で平気か？もうしばらく俺たちがついてた方が･･･」

シン
「そこまで甘やかさなくていいだろ」

トーマ
「お前はスパルタ過ぎるんだよ」

主人公
「あ、あの･･･戻ったら、すぐに休むから･･･。二人共、送ってくれてありがとう」

トーマ
「本当に大丈夫か？」

主人公
「はい」

トーマ
「じゃあ･･･」

シン
「ほら、行くぞ」

トーマ
「お、おい、引っ張んなって！･･･もし、何かあったらすぐ呼びな？早いところ寝ろよ」

二人はその場を去り。

主人公
「･･････」

主人公M
「どうしよう･･･」

自分の部屋の番号がわからなくて。

オリオン
「わからないんだ？」

主人公
「え･･･？」

オリオン
「やっぱりね･･･」