1.ディアルカ

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錦side 俺の名前は峰里錦。 白龍っていう族の四代目総長をしている。 たまり場はディアルカっていうバー。 俺はそこの店長の事が好きだ。 友情とかじゃなくて、恋愛として。 ディアルカは三代目からのたまり場らしい。 白龍でも有名なのは、二代目総長の『銀狼』。 俺の憧れの人でもある。 俺は一度だけ『銀狼』に救われた。 それからずっと探してる。 『銀狼』が総長を辞めた理由は、敵対してる黒龍の二代目総長と関係あるらしい。 ついでに言うと、ソイツは今少年刑務所に入っているらしい。 白龍でもその事件は沈黙の掟として話すことは許されない。 俺が知ってるのは『銀狼』の仲間が殺された、という事だけ。 多分俺の予想では、その事件がきっかけで総長を辞めたんだと思う。 というのは置いといて、今俺たちはディアルカで騒いでいる。 俺はソファーに座りながら竜二が義樹さんと話してる所を見る。 何話してんだ? 竜二には俺の気持ちがばれてる。 だから義樹さんと付き合おうとは思ってないと思うが心配だ・ 俺の夢は義樹さんにピンクのカクテルを貰う事と『銀狼』を見るけることだ。 義樹さんのカクテルの色には意味があって、一番大事・大切
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