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錦side
俺の名前は峰里錦。
白龍っていう族の四代目総長をしている。
たまり場はディアルカっていうバー。
俺はそこの店長の事が好きだ。
友情とかじゃなくて、恋愛として。
ディアルカは三代目からのたまり場らしい。
白龍でも有名なのは、二代目総長の『銀狼』。
俺の憧れの人でもある。
俺は一度だけ『銀狼』に救われた。
それからずっと探してる。
『銀狼』が総長を辞めた理由は、敵対してる黒龍の二代目総長と関係あるらしい。
ついでに言うと、ソイツは今少年刑務所に入っているらしい。
白龍でもその事件は沈黙の掟として話すことは許されない。
俺が知ってるのは『銀狼』の仲間が殺された、という事だけ。
多分俺の予想では、その事件がきっかけで総長を辞めたんだと思う。
というのは置いといて、今俺たちはディアルカで騒いでいる。
俺はソファーに座りながら竜二が義樹さんと話してる所を見る。
何話してんだ?
竜二には俺の気持ちがばれてる。
だから義樹さんと付き合おうとは思ってないと思うが心配だ・
俺の夢は義樹さんにピンクのカクテルを貰う事と『銀狼』を見るけることだ。
義樹さんのカクテルの色には意味があって、一番大事・大切
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