絶望の

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またくる、巡る。廻る。 絶望の朝。 あのとき、わたしは君を好いていたの? 自分でも忘れたあの感覚。 目覚めた。今日、目覚める。 全ては、君のせい、君のせいなの。 受け取った毒りんご。 それは、甘ったるい果実。 でも、口に入れたら血を吐き、倒れるのでしょう? 絶望の朝、絶望の恋。 どうか、目覚めさせないで―――。
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