1月1日 深夜 東京某所

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「先にいただいてもいいかな?」 「はぁ?何、言ってるの?」 まぁその強気なアヤノも嫌いじゃないんだけど、 今は…… 「ここに呼んだって事は、そういうこと、でしょう?」 いつもよりもさらに甘さ多めで囁く。 「そんなわけ、ないじゃないっ」 ツンデレもいいけどさ、 俺はさっき初めて知ったアヤノが見たいわけで あんなかわいいアヤノなら何度でも見たい。 じりじりと二人の距離を縮めピッタリと抱きしめる。 「……ミレイ」 そしてその唇に口づけた。
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