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季節は冬
なのに空は青く高い
一面の雪景色が太陽をいっぱいに受けて輝いている
「ふむ、せっかくの天気だ
近所をぶらっとしようかね」
あ、そうだ
「じいちゃん、生きてっか?」
俺は隣の家の生け垣から僅かに見える部屋に声をかける
「おぉ、生きてる生きてる
今日は冷えるなぁ」
ここの爺ちゃんにはガキの頃から可愛がってもらってる
血の繋がりは無いが
俺の大事な爺ちゃんだ
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