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放課後になるまで平凡な学校生活を送った
その間、狭間は一度も話しかけてくることはなかった
教室を出ようとしたところで担任の村上先生に呼び止められた
「青柳くん、保健室の先生である日向[ヒュウガ]先生が呼んでいたぞ」
「はぁ…。俺に用事があるんですか?」
「それはわからん、身体測定でもするんじゃないか?とりあえず行ってこい」
呼ばれたなら仕方ない、薫は保健室に足を進めた
ガラガラ
ノック無しで扉を開け中に入ると、白衣を着た保健室の先生らしき人と女子生徒がいた
「おや?君は?」
「青柳 薫、村上先生が日向先生に呼ばれたから行けと言われて着たんだが」
「君が薫くんかぁ、まぁちょっと座ってくれたまえ」
どうやらこの人が日向先生らしい、髪は長く金髪、にこやかで優しそうな眼をしている。
だがこの人も狭間と同じ何かを感じた、そして近くにいる女子生徒もだ。
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