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「こっちの女は誰だ?」
「君は少し口が悪いね…まぁいいけど。この子は」
「神城 命[カミシロ ミコト]…よろしく」
そう言うと彼女は保健室から出ていった
「…何か気にさわったか?」
「ハハハ、そんなこと無いさ。彼女は滅多に自分から名乗ったりしないんだ。むしろ好かれたんじゃないかな」
「…それで、要件はなんだ?日向先生」
この問いで日向の表情は少し真面目になった
「あぁ、単刀直入に聞こう。君は何か特殊な能力を持っていないかい?」
質問は以外な、非日常的と言えば正しいだろうか、そんな事だった
「何が言いたいかわからないが、そんな物はない」
「…そうか。なら学校の外れにある廃工場わかるかい?そこに行ってくれないかな」
「なぜ?行く理由はない」
「…剣童くんが待っている。行きたまえ」
表情から笑顔は無いに等しかった
真剣に行けと言っているのだ。
「狭間が?」
狭間の名前が出るとは以外だった
一回しか話していないのになんの用なのか
興味があった
「わかった。行ってやる」
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