記憶

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荒れた地に 手をつければ あなたは きまって 私の心配ばかりした 泥だらけの手を 握りしめて 歩く後ろ姿に 揺れるブランコ 長い夕焼け雲 僕が帰る場所は どこでしょうか? とても悲しくなることが あるのです たとえ本当の母に 抱きしめられても 助けてなんて… 言えないけれど いまは ただ ただ 叫んで 魂を沈めます 誰一人にも気づかれない時に安らぎを あなたのなかに僕はいますか? 僕のなかにあなたはいますよ ずっと見守り続けているひとへ 愛を求め 愛を失い 愛を憎み 愛に涙し 愛に支えられ すべてを包み込むことはできなかったけれど 僕にはあなた一人を包み込める手がある いっぱい泣かせて 不安にさせてしまったけれど これからはずっと ずっと 隣で 今までより笑って
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