拶正町

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「なん…ですか、これ」 国王が自分の子供に殺されたなんて… 「この拶正町はね、昔独立した王国だったのだよ。この話は実話で、悪人を施設にいれるというのは今も行われている。…だが抜け出して組織をつくる者もいる。その組織と接触した者も悪人と見なされる」 「その組織は…何が目的なのでしょうか?」 校長は少しの間目を瞑り、ゆっくりと開けながら言った 「この町に王家はまだ残っている。そこを滅ぼすことだろう」 「王家…」 「ところで木村君」 「はい」
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