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この町の学校は、幼稚園~大学まで全てが同じ敷地にあり、エスカレーター方式で進級していくことができる
「確か、中学高校はクラスが変わんないんだよな…」
道を歩きながら小さく呟く
…少しだけ、その中に自分が溶け込めるか不安になった
「おにーさん」
「!?」
いきなり声をかけられ、あたりを見渡す
…が、誰もいない
「下だよ、しーたっ」
「…な、なんか用?」
下を見るとツインテールの幼女…がそこにいた
「おにーさん、こーたって言うんでしょ?…うふふっ!あなたも明日からこっちだよ?よろしくねっ」
意味不明
意味深
な言葉を残して幼女は消えた
…それは悪夢の始まり
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