拶正町

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―――― 翌日 教室に入ると、沢山の人が押し寄せてきた 「どこから来たの!?」 「好きな食べ物は!?」 …木村光太、どうやら馴染めそうです 沢山の質問に答えていたらあっという間にホームルームの時間がやってきた ベルが鳴ると同時に一斉に生徒が席につく 担任はいかにもエリートを鼻にかけた様な、僕が苦手なタイプだ 「木村光太くん、今すぐ校長室へ」 「へ!?」 「はやく」 訳がわからないまま僕は校長室へ向かった 教室に入ってまだ20分しかたっていなかった
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