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そして次の日の朝、朝食をすませて早めに家を出ることにした。
「ちょっとストップ!持ち物検査を行います」
家を出ようとした時ソフィに止められた。
「危ないものなんか持ってないよ」
そういうがソフィは俺の体を触る。そしてポケットを探る。
「これは何?」
「タバコだけど?」
「学校じゃタバコ駄目なのよ」
「マジかよ!!」
「てか、吹雪は未成年でしょ…」
「未成年ってタバコはダメなの!?」
「ダメです…」
初めて知った…。
「だから髪の毛が赤いのよ」
「髪の色は関係ないだろ」
そうなんです。生まれつき髪の毛が赤いんですよ。何か問題でも!?
「これも没収」
「それも!?」
ライターとバタフライナイフが取られてしまった。
「いらないでしょ!」
「FBIとか来たら対応出来なくね!?」
「来ないから…」
「俺みたいな殺し屋もいるかもよ!?」
「いないから…」
「マジで!?」
「マジで…」
「…あっそ…じゃ行ってきます」
「あっ待ってよ!行ってきますのキスは?」
「…行ってきます」
背を向けた瞬間、蹴り飛ばされてぶっ飛び、家を出発する形になった。
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