2人が本棚に入れています
本棚に追加
蹴り飛ばされたわけだが、痛いわけだが、仕方なく学校に行くことしにしよう。とりあえず学校に向かうために歩くか。
………………てか、学校ってどこにあるの?
そもそも学校ってどんな建物!?
それと……ここどこ…?
道に迷ってしまった。思い返せば日本に来てから、ろくに外出しないで部屋でトレーニングなどしてたためこの辺の地形をほとんど理解していない。これが噂の迷子ってやつか…。ヤバイな……。
「おやおや、うちの生徒がこんなとこで何をしているのじゃ?」
声の方を見ると老人がいた。
「いや…道に迷いまして」
「ほ~。学校までの道がわからないやつがうちの生徒にいるとは。お主新入生か?」
「…はい。とある県から引っ越ししてきた飛鳥吹雪と言います」
「ほー君が吹雪くんか。話しはアランから聞いている。わしは七星高校の校長をやっている、青山と言うものだ」
「じゃ俺の正体も?」
「あぁ。しかし君も今日からはうちの生徒だ。人殺しは勘弁してくれよ」
「…しないように努力します」
最初のコメントを投稿しよう!