新学期

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俺は校長と一緒に学校に行くことになった。 「お主は背がデカイな…。何センチあるんじゃ?」 「確か185センチだった気がします」 アメリカにいた時幸村にメジャーで計られて、185センチって言われたような気がする。 「髪は染めたのか?」 「これは元々です。」 「お主を見たら生徒が怖がりそうだ」 校長は声高らか笑いだした。そんな怖いかな? 「後そうじゃ、裏口入学は内緒じゃぞ」 「わかりました」 「普段はそんなことやらないんじゃが親友の頼みじゃからな」 「余計な事を…」 「後はあれだけの大金を出されたら」 校長はまた笑いだした。 「ちなみにいくらですか?」 「一億」 「はっ!?」 アランはマジでバカだ。俺よりバカだ。金銭感覚が絶対おかしい。 「断る理由もないからの~。しっかり面倒を見るようにだけ言われた。」
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