12人が本棚に入れています
本棚に追加
葉
誰と話すこともなく消費される筈の時間。
なのに声をかけられ見やると、……あ、でた。寒々しい人ww
どうやら同じ一年なのはネクタイで分かったけど、それにしても何の用かと訝る。
だって話した事ないし。ただオレが一方的に認識してるだけの筈。
「おれもサボりーww
一人でつまんねえし、ガッコ探検にいかね?」
おい待て誰がサボりって言ったww
「いやww俺サボりじゃ…」
「じゃあ、サボろうぜwwwww」
何wでwそwうwなwるw
やばいこの人軽く未知だわww
「このガッコ広いし、なんか値打ちモンとか秘密基地に出来そうなとこありそじゃね?」
「ちょwww人の話wwww」
「いいからいいからww単位なんかあとからとりゃいいじゃんwwww」
wwww
ここまでくるといっそ清々しいw
つい沸き起こる笑いを噛み殺して、殆ど終わっているプリントにペンを走らせる。
「直ぐだから、ちょい待って」
よしこれで終わり!
最後の文字を書き終えるとプリントを教卓に置き、マフラーをひっ掴むと教室を出る。
一応防寒しないとね!
「で、どっから行く?ww」
楽しそうなコトは嫌いじゃないんでww
最初のコメントを投稿しよう!