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光本「早速で悪いんだけど…」
車の扉を内側から閉め、母が車を発車させた瞬間、光本はなにやら頼み事をしそうな雰囲気で言ってきた。
嫌な予感しかしないが、一応聞くことには聞いてやろう。
俺「なんだ?」
光本「いや、弐村に聞いてわかるのかな?」
俺「なんだよ?」
光本「聞かないわけにはいかないよな?時間があれだし…」
俺「だからなんだよ!?」
光本「その、なんだ?笑うなよ?」
俺「ワハハハハ」←棒読み
光本「言うぞ?」
俺「早く言えよ💢」
光本「ネタイドヤムンダ」←早口で言ったため何言ってるか聞き取れなかった
俺「そう意味の“早く言え”じゃねえよ。もういい聞かない」
光本「しゅびばせへぇん💦(すみません💦)」←
俺「で?」
光本「ネクタイって、どうやって結ぶんだ?」
俺「……」
光本「……」
俺「……」
光本「ネクタイって、ど…」
俺「聞こえてるよ」
光本「教えてくださいまし」
俺「わからん」
光本「は?」
俺「ネクタイの結び方わからん」
光本「嘘付け!ただ単に教えるの面倒くさいだけだろ!?」
俺「ガチでわからん」
光本「またまた~、そういうこと言っちゃって~」
俺「いや、マジで」
光本「(ジャンパーを)脱げ!」
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