色褪せぬ想い出

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結局 ひーちゃんの活躍も虚しく 試合は負けてしまって。 コートの中で 悔しそうに唇を噛み締めるひーちゃんを ただ見つめるしか出来ないのがもどかしかった シバちゃんが 『…帰ろっか』 って言われても、その場から動けなくて。 …ううん、 少しでも ひーちゃんの傍に居たかったんだと思う そんな私にシバちゃんは 『あーあ、無理やり連れて来られたのに1人で帰れってか(苦笑)』 って笑いながら 『行ってきたら?あの女の子が気になるんでしょ?』 って言ってくれた
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