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暗闇。
今認識できることと言えばこれしかない。
まあ、自分の体が無いからだろうけど。
しかし、ここはどこだろう。
まあ、どうせ死界なのだろう。
──ご名答だね。よくわかったじゃないか。
もう、諦めるしかないのか・・・
──え、これって無視かな?
ただ、どうすればいいのかわからない。
──おーい
いつまでここにいなければならないのだろう。
──聞けよ。聞いてくれよ。
まさか、ずっとじゃないだろうな。
──うわぁぁぁああああん!!
もういいや。ずっとここにいれば何かくるんだろう。
──俺だ俺だ俺だっ!グスッ・・・
で、さっきから何してんの?
──聞い、て、たの、かよっ!いじめ、や、がってっ!
そんなこんなで、口調に合わない泣き虫と出会った僕なのであった。
──泣き虫なんかじゃないっ!!
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