1、召喚と親友の死

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今日は、本当に久しぶりに、親友と二人で帰っている。最近は、大抵僕の回りにいる女の子達(親友曰く僕のハーレム)がいるために、親友二人で帰る事が出来なかったのだ。 女の子達は凄く鬱陶しかった。毎日毎日僕についてくるし、僕が弁当を持っているのに自分の弁当を僕に食べさせる。挙げ句の果てには、親友に僕に近づくななどと言うのだ。 はっきり言うと、そういうのは迷惑だ。まあ、はっきり言わない僕も駄目だとは思うけれど。それにしたって、僕に惚れているからって僕の気持ちを無視するのはどうかと思うんだ。 もうこの際あの女の子達に言っちゃおうか。迷惑だからやめろって。うん、明日学校でそうする事にしよう。そうしたら、僕は解h 「おい、龍斗。俺の話を聞いているのか?」 しまった。女の子達への対応を考えていて湊の言った事を聞いて無かった。とりあえず適当に答えておこう。 「うん、聞いてたよ。アインシュタインのIQが179だって話だよね?」 「いや、違ぇよ?やっぱり聞いて無かったのか、龍斗。」 やっぱり間違っていたのか。ま、湊がそんな事を言う筈が無いか。 「じゃあ、どんな話をしてたの?僕、聞いてなかったからさ。」 とりあえずは聞いてみる。多分だけど湊は――。 「うーん、どーしよっかなー。」 予想通り。何時も湊はこうだ。ここで僕が土下座でもすれば、絶対に湊は答える。だが、僕にもプライドはある。だから――。 「教えて下さい。」 速攻土下座しました。さっきのプライド云々は何だったんだって?そんなモノより湊の方が大事だ。というか、僕は湊に勝てない。 何故か知らないけど、どんな勝負でも湊に勝てない。まあ、引き分けなら出来ない事もないんだけど。
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