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ジリリリリ!
バン!
目覚ましを片手で止めて起き上がる。
背伸びしながら大きなあくびをするのは他から見れば間抜けだろう。
でも、自分の家だから気にしない。
「翔~!朝ごはん出来たよ~!」
下から兄さんの声が響く。
「分かった!今行く!」
返事をしてベッドから降りて着替える。
母さん達は海外で仕事。
向こうでうまくいったらしくそのまま向こうで仕事。
小さい頃からよく親戚に預けられてたから俺と兄さんは慣れっこ。
一年に一回帰ってくるかどうか…。
「翔~?朝ごはん冷めるよ~!」
「すぐ行く!」
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