大波乱な1日

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階段を降りてリビングに入るとみそ汁の良い匂いがただよってきた。 「おはよう翔」 兄さんがキッチンから料理を運びながら声をかけてきた。 「おはよう兄さん」 俺は、椅子に座りみそ汁をズズッと一口飲む。 「そう言えば…今日からだね」 「何が?」 「何がって…一緒に住む京介君だよ」 「……あぁ…」 「あぁって…」苦笑い 「興味ない。母さんが勝手に決めただけじゃん」 「母さんと母さんの友達が親友同士だったんだっけ?」 「確かね…じゃあ、先に行くから!」 「弁当持った?」 「忘れてた」 弁当をバックに入れ玄関に向かう。 「翔!今日、皆で自主練してて」 「何で?」 靴を履き玄関のドアを開けながら聞く。 「会議」 「分かった…行ってきます!」 「行ってらっしゃい」
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