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まぁ、これが読まれるということは、ぼくが死亡した場合にしか考えられないのだけれど。
理由?
それは、このノートを手にしているあなたが……多分、一番に読むことになる日下部さんが、良く分かっているはずでしょう?
ねぇ、日下部さん。ちょっと風変わりだけれど、これを“遺書”だと思って、ぼく亡きあとのことを頼みます。
それは、妹のこと。
名前は、蒼井(あおい)皐月(さつき)。
もちろん、ご存知ですよね?
さて。ここからが、本題です。少し偉そうに書きますが、ご容赦を。
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