懐かれた相手は蛇女

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「え~っと・・・・なんでこうなってるんだ?」 俺こと日番谷夜一(ひつがやよいち)は目の前の状態についていけていない 何故俺はまだ往来激しい休日の真昼間に道のど真ん中で押し倒されているんだ? 「ふぎゅ~!!!!!」 オマケに俺を押し倒している張本人は顔を真っ赤にしながら歓喜の声を上げて俺に抱きついている 顔は俺の上半身に埋めているのでよく見えないが、体格は多分細身のはずだ。 平均よりちょっと小さめの俺の身長でも抱きとめられるくらいの大きさだからな、細めだと思うんだが・・・なんでこの子こんなに力が強いんだ? 不意打ちとはいえ3m近くタックルで飛ばされている、しかも抱きつかれたままだっていうんだから変な話だ。 服装は白いTシャツに茶色いジャケットっぽいのを羽織ってる、腰元にはウェストポーチがついているのが見えた。 しかし肝心なのはその先だ、そこから見えているのはどう見ても人間の足ではない。 艶々とした鱗に覆われた長い肢体をくねらせながらその子は俺にしがみついている 「なんでラミアが俺に抱きついてるんだ?そもそもなんでこうなったんだっけ?」 半人半蛇のラミアが何故か俺に抱きついている、周りの連中も野次馬的視線で俺を見ている 仕方がない、ちょっと思い出してみよう。今日の朝からここに至るまでの道のりを
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