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もうすでに声は上ずってなんか変な感じの声だったと思う、空気の読めない連中がいたら爆笑してるであろう声だった
そんな俺の傍に彼女はやってきて小さな声で耳打ちしてきた
「大きくなったらよーちゃんのお嫁さんにしてね」
「うん、わかった」
そして俺は彼女の名前を叫び、送り出したんだ・・・子供らしい約束を残して
「絶対戻ってこいよ!ミア!」
「思いだした!ミアだ!」
「ちゃんと覚えててよね?戻ってきてこのあたりを散歩中によーちゃん見つけて嬉しくなって飛びかかっちゃう位に私は嬉しいんだからよーちゃんもそれくらい喜ぶべきよ!」
「え?それは大げさじゃないかな?」
色々甘酸っぱい思い出と共に幼馴染のラミア少女の稲澤ミアと再会した
懐かしいと思いつつやっぱり大人になってるんだなと実感させられる
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