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「うん……」
「気持ちは変わらないの?」
「うん…ゴメン」
恵美はその場で立ち崩れた。
子どもみたいになく彼女に、どうすればいいか分からなかった。
ここで手を貸せば、きっと別れられなくなる。
そう思い、僕は自動販売機に移動した。
恵美も少し気持ちを落ち着かせないと…
そう思い、恵美の好きなアップルジュースを買う。
すぐ横で、猛スピードで通り過ぎていく車に危ないと思いながらも、戻ろうとした時…
目の前には恵美が立っていた。
「さようなら」
そう言われると同時に、ドンと押された。
それから後の事は覚えていない。
気が付いたら病院の上だった。
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