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あれから数日経ちました...
相変わらず、ジンはツンデレで楽しいけど
何のイベントもない普通な日々...
......違う!何か違う気がする!!
脇役転生ってこんなんじゃないよね!?
もっと、こう...ドタバタしたイベントが大量発生するんじゃないの~?
「オイ!何ブツブツ言ってるんだよ!」
あ......無意識に声に出しちゃってたっぽい...
「え~?あ!何でもないよ~。えへへ」
胡散臭そうに俺を見つめるジン
「......ハァ~。まあ、いいや。
今は授業中で、魔法の練習してんだから静かにしろよな!!
お前のせいで集中力が切れちゃったぜ」
そう言って、ジンは床に座り込んでしまった。
あ~...頑張ってたのに邪魔しちゃったかな?
あまりに平和過ぎてつい...
よし!!
「ごめんね~?ジン。
お詫びに、明日お出掛けしよ~?」
座り込んでしまったジンの隣に座ってそう言えば
「ハァ!?何で俺が、お前と、出掛けるんだよ!?
それに、全然お詫びになってねーし!!
罰ゲームの間違いだろうが!!」
凄い勢いで怒鳴られました...
......
「酷いよ~ジン!!
ここに来てから、まだ一度も外に出てないんだよ!?
それに!!明日は、お休みでしょ~?
罰ゲームなんて酷いよ~!俺は、ただ少しでもジンと仲良くなろうと思って誘ったのに~」
わざとらしい泣き真似をしながら言えば
「あー!!わかったよ!!行くよ!行けばいいんだろ!!
たく、何なんだよ。普通に誘えばいいだろうが
お前が余計な一言いうからだな...」
頭を掻き毟りながらブツブツ文句を言うジン
それでも、一緒に出掛けてくれるんだね~
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