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よ、よし!ライ君の事は気にしないどこう
ジンが壊れてる間に、最後の説明しよう
聞いてなかったジンが悪いんだし~
「でね、雪なんだけど…俺って暑いのが嫌いなんだ~」
地球に居た頃の夏は、常に18度でエアコンを一日中つけぱなし
エコなんて騒がられてたけど気にした事無かったな~
「部屋を涼しくしようと適当に魔法考えてたら無意識に魔法使ってたみたいで……気付いたら部屋に雪降ってたんだ~」
エヘヘ
いや~…あの時は本当に焦ったよ~
でも、雪降ってるのに室内の温度は18度くらいなのが凄いよね
「この大バカヤロー!!!
エヘヘじゃねーよ!何が無意識だよ!今すぐに、この雪消せよ!!」
~!!!
うわっ~…聞いてないと思ってたら、ちゃんと聞いてたのか~
まあ流石に、これは怒らると思ったから仕方ないか
ハァ~…これ話したら、更に怒られるんだろうな~
「嫌、うん。コレは俺も駄目だと思って消そうとしたんだよ?でもね…」
あ…ヤバイ
"でもね”って言った瞬間、ジンの顔が下がって拳がプルプル震えてる
う~…言いたくないけど頑張ろう
「何故か雪が消えなくてさ~…一応、色々試したんだよ?でも、全然効果なくて…
仕方ないから、雪が部屋に積もったり濡れたりしない用にしたんだ~」
いくら神に貰った力が万能でも一日で完璧に使いこなせる訳無かったよ
それに、焦ったのか気付いたらジンの部屋で寝ちゃってたんだよね~
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