脇役君の使い魔になる

2/17
831人が本棚に入れています
本棚に追加
/63ページ
意識が戻りゆっくり目を開けば 小さな黒髪の少年が居た 少年の前髪は、目が隠れるぐらい長く根暗そうだ… 「え~っと、はじめまして。使い魔の晋也で~す」 ん~?ちょっと驚いたな~ あの時、見た少年の印象だと活発そうな気がしたけど… 「あ…はじめまして、ジンです。…じゃなくて!!使い魔なの?どう見ても人間にしか見えない」 見た目とのギャップ凄いな~ 「ん~…多分違うよ~。よろしくね、ジン」 「多分って…まあ、言いたくないなら良いよ。宜しく」 言いたくないってより分からないが正しいんだけどな~ 「じゃあ、契約しよ?」 契約は、握手で出来るみたい ジンに向かって手を差し出す 「分かった。握手で良いのか」 ジンが俺の手を握れば、魔力同士が繋がるのを感じる 「これが契約の印ね~」 俺の手には、黒の×マークが浮かんでた ジンには、白の×マークが浮かび上がってる
/63ページ

最初のコメントを投稿しよう!