831人が本棚に入れています
本棚に追加
/63ページ
意識が戻りゆっくり目を開けば
小さな黒髪の少年が居た
少年の前髪は、目が隠れるぐらい長く根暗そうだ…
「え~っと、はじめまして。使い魔の晋也で~す」
ん~?ちょっと驚いたな~
あの時、見た少年の印象だと活発そうな気がしたけど…
「あ…はじめまして、ジンです。…じゃなくて!!使い魔なの?どう見ても人間にしか見えない」
見た目とのギャップ凄いな~
「ん~…多分違うよ~。よろしくね、ジン」
「多分って…まあ、言いたくないなら良いよ。宜しく」
言いたくないってより分からないが正しいんだけどな~
「じゃあ、契約しよ?」
契約は、握手で出来るみたい
ジンに向かって手を差し出す
「分かった。握手で良いのか」
ジンが俺の手を握れば、魔力同士が繋がるのを感じる
「これが契約の印ね~」
俺の手には、黒の×マークが浮かんでた
ジンには、白の×マークが浮かび上がってる
最初のコメントを投稿しよう!