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「3@年産まれ・・。」
「え?・・・じゃぁ、まつ知ってる?松橋久実・・・」
「あら、知ってるも何も幼馴染ですよ。あの子には色々救われた事があったわ。離婚した母に会うのに付き合って貰ったり、それを知ったお兄ちゃんにあたしが叱られて泣いてるの慰めて貰ったり・・。」
「・・・まつらしいな・・・。」
「何で久実の事聞くんですか?」
「あ、あぁ・・・。高校時代振られちゃったんだよね。」
「あらあら・・。久実もやるわね。」
「元気にしてるかな」
「・・・そうね、あの子も色々あったみたいで、離婚して子供さん置いてきてるみたい・・・。」
「まじで・・・?」
「でもね、私にはそんなに幸薄には見えないわよ。いつも明るく仕事してるし、優しい彼も居るみたいだしね。」
「そうか、明るく仕事してるんだ・・。なら良かった。」
「同窓会でもあの子の周りには人が集まってモテモテ。」
「そうかぁ・・・。今のまつも見てみたいな。」
「う・・・ん。私なら思い出はそのままにしておくかな?」
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