973人が本棚に入れています
本棚に追加
「そのままでお聞きください。」
ピートは、わたしを見つめたままゆっくりと話し出した。
「初めてお会いした時 貴女を天の使いだと思いました。
その時からお慕い続けて お守りいたしておりました。
それが 俺自身も愛とは、思わずに居たのです。
陛下に言われて 貴女は、天使ではなくひとりの女性だと気付いたのです。
貴女への婚姻の申し込みは、知っていました。
その時の胸の苦しみは、気が狂いそうでした。
俺の妻になってくださいませんか?
アユ様。
貴女を愛しています。」
.
最初のコメントを投稿しよう!