━━じゅ━━

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朝になり メルリが朝食を運んで来る。 わたしは、いつの間にか抱き締められたままピートに凭れ眠っていたらしい。 メルリに起こされ呆れられた。 そのままわたしひとりで浴室に追いやられ ピートは、見回りに出掛けてしまった。 メルリとふたりきりになって 初めてアーサーさんの思いを知った。 わたしたちが知らなかっただけで 周りの人は、わたしたちの想いを知っていて歯痒く思っていたこと。 立場上 姫神子と護衛の関係でピートからは、想いを打ち明けられず アーサーさんは、わたしに対し水を向けたそうだ。 .
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