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｢あ、あの私･･･｣
夏帆が断ろうと思っても続けて綾瀬は
｢柚原さんに似合うドレスを用意していて良かった｣
｢え、あの･･･ド、ドレスですか？！｣
｢えぇ、本日のパーティーには各界の著名人が多数出席しますから｣
そういって箱から取り出したのは水色のＡラインドレス
｢わぁ、かわいい…このリボンがすごく素敵ですね｣
｢柚原さんは気に入ると思って用意しました｣
｢わぁ…お姫様みたい…｣
それに合わせて靴とストールも一緒に入っていた
夏帆が目をキラキラして靴を見ていると
｢お気に召しましたか？｣
綾瀬が笑顔で柚原に声を掛けた
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