へいわなくに

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でもお姫様はちっとも不安ではありませんでした。何故なら美しい罪人とたくさん話ができると思ったからです。 「罪人さん。あなたはだあれ?」 美しい罪人は困ったように、お姫様に微笑んで「私は君のお母さんからうまれたんだよ」といいました。 「罪人さんは、わたしのお兄さまなの?」 美しい罪人はゆっくりと語り始めました。
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