結成の話

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「そう? ぼくそういうの好きだから前々からきたいと思ってたんだよ~」 「そうか…そういえば一人暮しなんだっけか? こんど遊びに行っていいか?」 「ふっふーん! それなら僕の言うことを一つ聞いてくれない?」 「なんだいきなり・・・で、なんだ? 内容にもよるが俺は気にしないぜ?」 どうせ他に友達いねえしな…知り合いならこのクラスにもちらほらいるが 「僕と契約して部活を作ってよ!! そういう怖い話を調べるような部活をね」 なんかのアニメネタか? 俺生徒会の○存くらいしか見ねえし しかし・・ 「部活か…いい話だがそういうのは心霊研究会でも入ってやればいいだろ?」 「この町にそんなものないよ?」 「マジで!? というか町だと!? お前越してきてそこまで日が経ってねえのになんで知ってんだよ!」 「僕の辞書に不可能の文字はないんだよ!」 「いや、そういうのはいいからな・・・」 俺とこいつは初対面のはずなのになんでこんなにフレンドリーなんだろうか… 俺若干コミュ障なんだが・・・ 「いいじゃんか~ こんなの頼めるのほかにいないんだよぉ・・・」 …男なのに少しかわいいと思ってしまった。 そうか…俺もそろそろ人を避けずに接することが必要か 「いいぞ」 「でも部活設立は4人以上だけどね」 「それを早く言え!!」
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