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仕事場にて
「ふぁ~。ねみぃ…」
「おっす!古谷くん眠そうだねぇ。」
「あっ、真紀さんおはようございます!」
「そんな君に~…
じゃ~ん♪(缶コーヒー)」
「いつも奢ってもらうみたいですみません( ̄▽ ̄;)」
「別にいいのよ♪使う自販機がいつも当たるだけだから♪」
「相変わらずの強運っすね…」
このOL 黒田 真紀さんは俺の2つ年上で先輩にあたる人で、長い黒髪にポニーテールが特徴的な美人である。持ち前の明るい性格と姉御肌で職場の誰もが一目置く存在であり、また、彼女はとてつもない強運の持ち主でもある。その強運のおかげか、当たりが付くありとあらゆるものを外したことがないという。
「あら、よく見たらスゴいクマ」
「やっぱ分かります?
昨日の夜あんまり眠れなくて…」
「若いのはいいけどあんまり無理しないでね」
「はい…」
「…そういえば
昨日から妹さん来てるんだよね?
五年ぶりの再会だから
色々変わって驚いたでしょ(笑)」
「…確かに色々変わってて驚きましたよ…」
腐ってたり、腐ってたり、腐ってたりしてたからな…
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