御曹子VS調教師

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  ―中棟3F廊下― 「えっ?御曹子がこない?」 めがねを押し上げて木崎は腕をくんだ。 "御曹子がサボり"のことを木崎に持ち掛けたのはまたもや守永だった。 「はい。昨日もちゃんと念を押したんだけどなぁー…」 ホント参ってるんですよ御曹子には!と、迷惑そうな顔をしながら守永は木崎にすがった。 「…わかりました、必ず来させます」 そういうと木崎は踵を返してあの場所へむかった。  
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