夏休み前に

14/21
前へ
/68ページ
次へ
「んだよ……」 「なな何するつもりなんだよー……」 涙目になりながら聞いてきた 「……………ぶん殴る」 「は!?」 「おまっ!幽霊だぞ!?」 「そうですね」 「そうですねじゃないよー!」 「そうだよそうだよー!」 「触れるわけないじゃないですか!」 「…………誰が決めたんですか?もしかしたら触れるかもしれないじゃないですか」 ギャーギャー騒いでいるうしろを無視して開けた ガラッ ……………… 「いない……?」 辺りを見回すが誰もいない 「……ふんっ、やっぱりただのいたずらじゃねーか」 さっきまで怖がってたくせに…… 「……ん?」 俺らが入ってきた扉とは違う扉の端に何かがいたのが見えた 一瞬見えただけで消えた…… 「………」 俺は反対側の扉の端に向かい… グーでおもいっきり殴った ゴンッ! 『いてっーー!!』 「ぴゃっ!!」 「「こここ、声が聞こえたよー!!?」」 「………い、い……るっ」 「テメーかっ!!こっちは寝ようとしてたのに電話かけてきたのは!!!!」 端に向かって殴りまくった(( 『ちょっ!やめっ!!痛い!痛い!!つか、何でさわれんの!?』 「うっせー!!知るかっ!ボケッ!!」 『ギャーーー!!ごめっ!ごめんなさい!!』 「ああ!?姿を現して土下座しろやっ!!」 『はいっ!はいっ!しますっ!』 殴りのをやめると髪の長い女に見えなくもない男が出てきた 『すんませんでしたっーーー!!』 綺麗な土下座を披露した 「2度と電話かけんじゃねーぞ……」 『はいっ!分かりました!兄貴!』 これで、安心して寝れるなと思い帰ろうとしたら 「ちょっ、待て待て待て」 会長に止められた
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

607人が本棚に入れています
本棚に追加