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勇「さてと、明は放っておいて俺達だけで続きするか」
綾「そうね。えーと次は『ま』だっけ?」
玲「あなた達も鬼だわ」
綾「そういう玲こそ鬼だと思うわよ?」
勇「上に同じ」
玲「うっ……」
枕投げ→げ
勇「懐かしいな枕投げ!」
玲「えぇ。小さい頃よくやったわね」
綾「?」
勇「綾どうした?」
綾「枕投げって何?」
玲「そのままの意味よ? 枕を投げて相手にぶつけたりする遊び」
勇「そうそう! 小さい頃よく玲とやったよな!」
綾「へぇー、そんな遊びあるんだ。知らなかった」
玲「そうね。確か勇人が毎回やられて泣いてたよね」
綾「泣くほど痛いの!? その遊び!?」
勇「いや違うだろ? 玲がもう許してーとか言いながら泣いてたはずだ」
玲「私そんなこと言わないわよ! 勇人の記憶違い!」
勇「そんなわけない! 俺は玲に枕投げで泣かされた記憶はないぞ!」
綾「あのー」
玲「嘘よ! 私だって勇人に許してーなんて言った覚えない!」
綾「おーい」
勇「じゃあ勝負するか? どちらかが参ったと言うまで勝負を続けて、負けた方が泣いたってことで」
玲「いいわよ。今でも勇人に枕投げで負けないから」
勇「決まりだな。いつにする?」
綾「無視かー!」
玲「綾? どうしたの? 勇人、あっちの世界で落ち着いたらでどう?」
勇「分かった。後悔するなよ」
玲「そっちこそ」
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