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玲「えと、確か次は『ろ』から始まる言葉よね?」
綾「そうよ。ほら、作者。早く言いなさいよ」
勇「綾。言い方」
綾「そんなのどうでもいいから、はい次!」
老婆→ば
玲「老婆……」
綾「玲のことね」
玲「違うわよ! まだ私17だし……というか綾だって同じじゃない!」
綾「残念。私16だから。玲の方がおばさん」
玲「それは私が綾よりちょっと早く生まれただけじゃない」
綾「私より早く生まれた人は皆おばさんなの。例えそれが1日でも」
玲「無茶苦茶だわ」
勇「というかおばさんの基準が綾って……色々おかしなことに」
綾「へ?」
勇「実際におばさんと呼ばれる人が綾より年齢が上の人とする」
綾「そうね」
勇「今の状態だと、玲奈のような女子高生までもがおばさん扱いになるよな?」
綾「そうよ? 何か問題でも?」
玲「あるでしょ! 10代でおばさんなんて心外だわ!」
明「玲奈ちゃん落ち着いて! 玲奈ちゃんは全然おばさんじゃないから! むしろ永遠の17歳だよ!」
勇「明、おまえが落ち着け」
綾「で、続きは?」
勇「あぁ。綾が年を重ねて90歳くらいになったとする」
綾「私年とらないもん」
玲「……」
明「……」
綾「な、何よ皆して痛い子を見るように」
勇「相手にした俺がバカだったよ」
綾「ちょ、あんたまで何を」
勇「さ、次いきましょう」
綾「無視かー!」
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