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魔王と勇者が戦いをはじめてから数時間が経過した。
お互い体中に切り傷があり、勇者は片腕を失っていた。
「さすがだな魔王。俺も覚悟を決める。俺の命と魔力の全てをかけた一撃でお前を殺す。」
「望むところだ勇者。我も全力を持って迎撃しよう。これが最後の攻撃だ。」
勇者は自分のもつ力の全てを剣に注いだ。
魔王も全てを自らがもつ剣に注ぎ、勇者の出方を待った。
「魔王ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
「勇者ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
魔王の広間の中心でお互いがぶつかり、大きな爆発を生んだ。
魔王と勇者はその場から跡形もなく消え去り、この物語は伝説となった。
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