1章

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教室まで来たものの 「なんであんなに静なんだよ。これじゃあ入った瞬間晒しものじゃねぇか。」 小声で朱美に話しかける。 「どうしましょう。これじゃあはいれませんよー。」 どうやら入りづらいのは同じらしい。さて、どうしたものか…。 「君たちは何をしているのかなー?」 背中に悪寒が走る。振り向いてはいけないきがするが、振り向かないと死んでしまう気がする…。 恐る恐る振り向くと… 「君たちが遅刻者かなー?早く教室入らないと退学にしちゃうよー?」 こんなことをサラッと言う鬼…のような顔をした女教師が居た。 「アハハ、今から入ろうしてたんですよ。なっ?」 朱美に同意を促すが… 「戒くーん。早く入りなよー。」 既に教室に居やがった。あのやろう、逃げやがったな。 「はぁー。わかったよ。」 教室に入る俺。もう疲れたよ。色々な意味で。
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