1章

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「俺は小笠原 戒。趣味は特に無い。以上。」 「「「いや、ちょっと待て!」」」 周りから一斉にストップがかかった。 「他にも言うこと有るだろ?武器とか、出身とか。」 1人がそんなことを言ってきた。 …めんどくせぇが仕方ねぇか。 「武器は刀。格はわからん。出身はここ信州。他は後で聞きに来い。以上だ。」 これだけ言えば十分だろ。やっと寝れる。つか、腹へったな。寝れば治るか… 考えた末に机に突っ伏して寝始めた。 隣では 「戒くんは私の自己紹介なんか気にならないんだ…。はぁー…。」 朱美が深いため息をついていた。
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