エピローグ-父と子-

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ある家の道場らしき建物にて 「お前も昔なら元服の年になった。故にこれをお前に渡す。」 そういって息子であろう少年の前に一挺のすべてが純白の刀を置く 刀といっても峰には何かの噴出口が等間隔でついてあり、柄の唾に最も近い部分には引き金がついている。鞘は無い 「父ちゃん、これは?」 少年はこの異様な刀に疑問があるらしい 「これは我が家系に伝わる宝剣らしい。私も父から受け継いだが使ったことはない。手入れだけだ。」 父親はただ、と言葉を繋ぎ… 「この刀はすべてが謎、故に扱えたなら強力な力を使えるやもしれん。精進するんだな。」 と微笑んだ 「わかったよ。父ちゃん。」 「うむ。頑張れよ。」 親子の会話はここで終わる
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