エピローグ2-1人の少年-

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少年は目の前の光景を見て衝撃を受けていた。 家があったてあろうものがすべて炎上していた 「父ちゃん?母ちゃん?兄ちゃん?美希?」 家族の名を呼ぶが目の前の光景に変化は無い 「嘘だよね?父ちゃん!!母ちゃん!!兄ち―」 ここで少年の言葉は遮られる 「おぃ小僧。もしかしてあの家の奴か?」 少年はすぐさま声の方に向く。目の前には槍を担いだ鎧姿の男が居た 「ったく。生き残りがいたか…。だから甘いっつったろ。」 鎧姿の男は少年に近づく 「わりぃがてめぇには死んでもらう。安心しな。すぐ家族に会わせてやるから。」 その言葉で少年は固まった。無理もない。これから殺されようとしているのだから 「それじゃあな。悪く思うなよ。」 そして鎧姿の男は槍を構えて少年に突っ込んだ…
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