12人が本棚に入れています
本棚に追加
少年は目の前の光景を見て衝撃を受けていた。
家があったてあろうものがすべて炎上していた
「父ちゃん?母ちゃん?兄ちゃん?美希?」
家族の名を呼ぶが目の前の光景に変化は無い
「嘘だよね?父ちゃん!!母ちゃん!!兄ち―」
ここで少年の言葉は遮られる
「おぃ小僧。もしかしてあの家の奴か?」
少年はすぐさま声の方に向く。目の前には槍を担いだ鎧姿の男が居た
「ったく。生き残りがいたか…。だから甘いっつったろ。」
鎧姿の男は少年に近づく
「わりぃがてめぇには死んでもらう。安心しな。すぐ家族に会わせてやるから。」
その言葉で少年は固まった。無理もない。これから殺されようとしているのだから
「それじゃあな。悪く思うなよ。」
そして鎧姿の男は槍を構えて少年に突っ込んだ…
最初のコメントを投稿しよう!