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―1のB
『雪…行く、ぞ…?』
「黎っ!!」
"雪が野郎に絡まれてる"
そのことに気づいた俺はツカツカと雪の方へ歩く
「何、お前」
雪に絡んでいたグループの一人が俺に気づいて声をかける
『…俺の雪に触んじゃねぇよ』
グイッと腕を優しく引っ張り野郎の中から出し、目の前に来た雪を抱きしめる
『モブ風情が調子のるんじゃねぇよ
二度と雪の目の前に現れんな…』
「てめぇ…!?」
「待て
こいつは「「黎会長!!」」生徒会長だ」
「え!?」
『…分かってんならさっさと立ち去れ
この学園で生活したいならな』
そう俺が告げると分が悪いのを分かったのか教室を出て行く
『皆、騒がしてすまなかったな』
クラスの生徒に騒がしたのを謝り雪を連れて教室をでる
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