第四十九回クラス対抗サバイバルゲーム

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―――昇降口。 さっきの爆発音はなんだろう。上から聞こえたが…。 まさか、ffがやられた音じゃないだろうな。 「可能性はある」 「え?あ、ああ…」 また、たいちゃんに心を見抜かれた。もしかすると彼の能力かもしれない。 「うーん。レッド、状況は?」 「上に沢山のエネルギー反応が集結しています。Sランクが1つ、後はBランクが殆ど…」 村長の問いかけに一瞬で答えるレッド。彼女の能力もだんだんわかってきた。 この状況に慣れつつある自分が怖いくらいだ。 大佐は曲がり角付近の壁に張り付き、慎重に奥の道を覗く。さらに、手頃な小石を投げて何かの安全確認をしていた。 「進路、オールクリア」 …あの人は本当に高校生なのだろうか。
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