プロローグ

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克稀には彼女が居る。 男子の中でも人気な,佐野亜華羽〈サノ アゲハ〉って子。 上品で,美しさがあって,凛としているというか……。 あーはいはい,どうせ俺は亜華羽のこと気になってますよ。 「どした? 何ぼーっとしてんだ」 なんだこのルックスs野郎。 「なんでもねえよ」 「もしかして,亜華羽のこと考えてた?」 図星☆ 克稀はなぜか,俺が亜華羽に好意を持っているってことを知っている。
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