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「以心伝心なんだよ」
心の整理をして,冗談を交えて言うと,克稀の顔が少し青ざめた。
「うげ」
本気か? こいつ。
俺的に克稀は親友だと思っているが……一方的な感情なら恥ずかしくないか?!
「大丈夫,紅音は俺の親友でーっす」
……ちょっと安心してみたり。
まあ,そんなこんなで俺と克稀はうまくやっている。
「『そんなこんな』でまとめやがった!」
克稀が騒ぐ。
「俺じゃなくて,作者の文章力がないんだよ」
「……そこ言っちゃだめだろ」
これが俺の日常生活。
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