日常

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「ヨイ、おは~」 クラスに着くとピンクゴールドの髪をショートカットにしている翡翠色の瞳をした可愛らしい ……やめましょう。 幼なじみを褒めるとか僕には無理です。 「酷いね~」 「さりげなく、考えを読まないで下さい。」 クラスに着くと幼なじみが声をかけてきました。 彼女は神代 咲希(カミシロ サキ) 母親がフランスの方です。 見事に母親の容姿だけ遺伝してきた様です。 「地味に私とお父さんをけなしてない?」 「だから、考えてる事を読まないで下さい。 後、お父様に関しては何もおっしゃってませんが?」 「…つまり、私はけなしてると?」 「気付いて無かったのですね…」 「やっぱり、どいひー!?」 「何語ですか?それ」 「え…酷いを逆から言って」 「それで?」 「えっ?それだけだけど?」 「………」 ちょっと、頭が残念な幼なじみはほって置きましょう。
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