キャバ嬢デビュー...

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...都内の一等地に佇む 見上げれば首が痛くなる程 階層の高いマンション... 唖然としている私の腕を グイグイと引っ張り マンションの最上階まで エレベーターでのぼる ...エレベーターからは 外が見渡せるようになっていて 薄暗くなった街はネオンの光で キラキラと輝き 今までに見たこともない景色に 一瞬心を奪われる チーン... エレベーターが最上階に到着して 現実に引き戻された 「...ボケっとすんな 着いたぞ」 今までに見たこともない程の 高級な扉を開き 部屋の中へ土足で ズカズカと突き進む鉄二 腕を掴まれたままの私を ソファーに放り投げる 「あら... カワイイじゃない? 鉄二がロリコンだなんて 笑えるけど...ウフフ」 背後から綺麗な女の人が 私の顔を覗き込んできた 「ん~16歳くらい??」 ニッコリと微笑む女の人の顔は 芸能人かと思うくらいに 整っている 「...13です」 「...あら...鉄二の変態 わ・ら・え・る」 女の人は真顔で笑った 「...だからちげーよ コイツ...13のくせに 根性座ってるから 気に入ったんだ 六本木のNo.1ホステスにしろ」 「あら! No.1の目の前で そんなこと言うなんて 鉄二ったらド・エ・ス」 「一週間...それで 使えなかったら 風俗にぶち込む 分かったな? クソガキ...」 どうやら 波乱なキャバ嬢デビューの 幕開けです...はぁ でも...風俗よりは まし...だよね?
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