短編

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「ああどうもです。今日は夜までなんですか。化粧も冴えていて綺麗ですね」  そういうと彼女は顔をぶんぶんと振る。いつもと違う顔に、胸がやわらかく刺激を受ける。 「どうかしたんですか? バイクが故障したとか?」  「いえ、あのその手紙読まれましたよね。あれ私なんです」  彼女は顔を真っ赤にして答えた。  どうやら久しぶりの恋人は、甘い真心を届けにきた人のようだ。
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